2000万円あったら何に投資するのが良いのでしょうか?2000万円あれば大きな規模での投資が可能になりますし選択肢も増えますよね。
じつは、2000万円で投資をできる人にこそ得られるメリットがあるのをご存じでしょうか?2000万円あるからこそ有利に投資できる方法があるなら使わない手はありません。
そのメリットとは、好条件の融資が受けられることです。
PLACでは、1000人以上のお客様と面談してきた実績があり、これまでの幅広い資金の方のご相談に乗ってきました。
そこから一つ言えるのは、自己資金2000万円は投資が有利になるポイントとなる金額ということです。
たとえば、実際の物件の例で、9500万円の物件を購入する場合に、
自己資金が500万円や1000万円の方と比べ、自己資金2000万円ある方は2500万円程度節約して購入することが出来るのです。
このように、資金2000万円お持ちのかたは、明確に大きなメリットを享受できることが分かります。
この記事では資金2000万円で投資をする際に、どのようなメリットがあるのか、メリットを十分生かした投資方法が何かを解説していきます。
ぜひこれからの投資計画に役立ててくださいね。
目次
1.2000万円で投資をするときのメリットは融資条件のよさ
2000万円で投資をするときのメリットは、ずばり融資条件が良くなることです。
自己資金が2000万円あると、銀行が選べる幅が増えて、より好条件で融資を受けることが出来ます。
自己資金2000万円から使える地方銀行での融資は、一般的に金利が低くなります。
融資は、相談のタイミング・支店・担当によって条件は変化します。あくまで目安にはなりますが、資金2000万円ある場合は好条件の融資が可能になります。
そして、投資で融資をつかえるのは、不動産投資に限られます。ほかの投資では融資を使うことは出来ません。
つまり、資金2000万円ある方が最もメリットを受けられ、効率よく投資を進められるのは、不動産投資といえます。
もちろん不動産投資でなくても、投じる金額が大きくなればその分リターンは増えると考えられます。
しかし、それは不動産も含めたどの投資においても同じように言えることですよね。
500万円より1000万円、1000万円より2000万円を投資したほうがリターンは増えます。
ですが2000万円お持ちだからこそ得られるメリットという点では、融資条件が変わることが最大のポイントとなります。
だからこそ、資金2000万円あるかたに最もおすすめできる投資は不動産投資なのです。
2.2000万円で投資をするなら不動産投資!具体的にどれくらい好条件になるか検証
では、具体的に、2000万円資金がある場合はどれくらい条件が良くなるのでしょうか?
例として、千葉県の新築アパート9500万円利回り9%(満室想定年収855万円)の物件を購入する場合で考えてみましょう。
自己資金1000万円の場合と2000万円の場合でシミュレーションした結果、以下の結果が分かりました。
同じ物件を購入する場合でも、自己資金が1000万円の場合と2000万円の場合を比べると、総返済額が約2522万円も差が生まれます。このことから、明確に2000万円資金があるほうが有利と言えます。
このような大きな金額の違いが生まれる理由は、自己資金2000万円あるかたは有利な融資条件を使えるからです。
2500万円以上節約して投資ができるのなら、これ以上メリットのある投資方法はないでしょう。
ではどのような計算からこの数値が出てきたのか、具体的にみてみましょう。
2-1.ケース①資金1000万円の場合
資金1000万円でもっともよい融資が受けられる可能性があるのはノンバンクです。ここでは物件価格の100%融資がおり、ローンを2.3%35年で組むとします。
物件の満室想定収入は855万円です。ここから空室率を5%として、ランニングコストとローン返済分を差し引きます。
ランニングコストは図のような経費がかかります。また年間の返済額は計算すると395.4万円です。
これらの金額を満室想定賃料から差し引きますと、
満室想定855万円―(空室5%と諸経費166.8万円)―(ローン返済395.4万円)
=292.8万円
つまり年間約292.8万円の収益が得られます。
2-2.ケース②資金2000万円の場合
では、同じ物件を資金2000万円で購入するとしましょう。
自己資金2000万円ある場合は、地方銀行を使える可能性が大きくなります。
その場合、金利1.2%、期間30年でフルローンを組めると考えられます。
融資の期間は短くなっていますが、金利が2.3%から1.2%になることで年間の返済額が落ちています。
そうするとローンの年間返済額は377.2万円です。賃料収入からローン返済と諸経費を引くと、収入は年間で300万円を超えてくる計算になります。
同じ物件購入していても、資金1000万円と2000万円では、収入に差が出てくることが分かりますね。
2-3 総返済額を比較すると2500万円以上の差が生まれる
総返済額を比べてみても、資金が2000万円ある場合、資金1000万円のケースと比べて約2522万円節約できることになります。資金の大きさだけで、かなり大きな額が節約できるのが分かります。
このように、資金2000万円あるかたは、融資が有利に出来る分、何千万円という単位で不動産投資を有利にできると言えます。
3.自己資金2000万円でも融資が下りない可能性はあるの?
自己資金2000万円あるかたはほとんどの場合好条件の融資が使えます。
ですが、ご条件によっては良い条件を使えない可能性もないとは言い切れません。
例えば、残債が数十億円ある、金融機関のブラックリストに載っているなど、個別の事情によっては難しい場合もあると考えられます。
PLACでは融資のご相談も受け付けております。どのような融資条件を使えるのか知りたい方はお気軽にお問い合わせください。
もちろん投資金が大きいほうが投資の効果も得られやすいので、そこのメリットはあるといえます。
融資が使えなくても投資でのリターンが見込めることは変わりません。
1000万円資金のある方向けのおすすめ投資についても検証していますので、詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。
さいごに
いかがでしたか?
この記事では2000万円で投資をする際に有利になる条件とその具体的な数値を検証してみました。
資金2000万円ある場合に投資のメリットとなるのは、融資条件が良くなることです。
投資で融資が受けられるのは不動産投資です。自己資金2000万円ある方は効率よく出来る不動産投資がおすすめです。
融資条件が良くなればローンの返済額が全体で数千万円の節約になります。また、年間の返済も少なくなるので、結果的に年収を増やすことが可能なのです。
2000万円お持ちならこのメリットを活かさない手はありません。ぜひ不動産投資で効率よい資産形成を目指しましょう。
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